演劇 「三人の男が猪苗代湖で会う話-スパイ・失恋・エスケイプ-」

原作:伊坂幸太郎
脚本・演出:本田(劇団ペテカン)
出演:劇団ペテカン
テーマ曲:Theピーズ「グライダー」
音楽:大木温之(7月30日のみライブ演奏)
表紙原画:TOMOVSKY

去年、伊坂幸太郎さんへ「オハラ☆ブレイク」のことや猪苗代への想い等をお伝えしながら小説の描きおろしをお願いし、原稿を受け取った時、感動と感謝がミックスした想いでした。
伊坂さん達と一緒に郡山駅かた猪苗代湖へ向かう車の情景や大きな湖を最大限表現すること登場人物の現実とメルヘンの交差、全てが、僕をはじめ、2015年にオハラ☆ブレイクに参加した全ての人達の宝物のように思っていて、この物語を大切にしたいと思ったとき、なんと!ペテカンの脚本・演出をされている本田さんが伊坂さんの大ファンというお話を聞き、これは、ペテカンに演劇にして頂くしかない!
と早速、去年の秋ごろからコツコツと準備をはじめました。
そして、ハルさんに、演劇の劇中の音楽を担当して欲しい、というこれまた無謀なお願いをしハルさんが快く引き受けてくださった、という、奇跡的な、宝物のような舞台が宝の山磐梯山の麓で実現します。

そして、なんと、2016年のオハラ☆ブレイクでも、伊坂さんが、続編という形で新たに小説を描きおろしてくださいました。
その中には、去年のオハラ☆ブレイクの情景が散りばめられていて、これまた、素敵なお話です!

勿論、表紙はトモフスキー!

オハラ☆ブレイクの会場猪苗代湖畔にて、伊坂さんの演劇を観てTheピーズの音楽を堪能してキャンプしながら夜、伊坂さんが描いて下さった続編小説をランタンとウイスキーで読む、という素晴らしい時間の流れを創造すると、待ち遠しい気持ちになります。

2016年夏
オハラ☆ブレイク実行委員長 
菅 真良

ペカテン
ペカテン
演劇
ロックバンドとコラボした作品や、ライブカメラマン、三浦麻旅子が撮りおろした写真をセットに映し出してのお芝居作りと、純粋な演劇のみならず多ジャンルとのコラボ作品にも定評があり、昨年結成20周年を迎えた。
ラサール石井、春風亭昇太、声優の田中真弓らをゲストに迎えての公演が近年、話題を呼ぶ一方、笑いに特化したコント公演にも精力的に取り組む。演劇特有のある種、“堅苦しさ” はそこには無く、日常の隙間に見え隠れする人の心の揺れや面白味を、演出・本田誠人を中心に独特の世界観で表現する。クスッと脇腹くすぐりながらも、どこか切なく温かなペテカンの空気が、今年も猪苗代湖の畔に流れます。
大木温之(Theピーズ)
大木温之(Theピーズ)
おおきはるゆき
演劇
Theピーズのボーカル・ベース。
大木知之の双子の兄。